「人からオシャレと言われたいけど、何がオシャレかわからない・・・」そうやって悩んでいる人はいませんか?メンズファッションにおいて、「これがオシャレ」という唯一の正解はありません。しかし、正解がないから何でも良いというわけではなく、多くの人から好感を持たれやすいファッションには、一定の法則があります。その法則を押さえた上でコーディネートすれば、人からオシャレと褒められることも自然と増えてきます。
ということで、今回の記事ではファッション初心者におすすめのコーデ術についてまとめました。使いまわしが利く、揃えておくべきオススメのアイテムから、是非真似したいオシャレなスナップまで、ファッション初心者の参考になる情報をとことん詰め込みました。これを読めば、今まで何がオシャレなのかわからなかった人でも、オシャレな着こなしのコツが掴めますよ。
1. 男性のファッション初心者がやってしまいがちな失敗例
何事も、慣れていないうちは失敗が付き物です。ファッションにおいても同じことで、気を配り始めた最初のときほど、失敗をしてしまいやすいもの。「失敗するくらいなら、何もしない方がいい・・・」そう思って挑戦することを諦めてしまった人も多くいることでしょう。
しかし、失敗したからといって諦めてしまっては、その後に広がる可能性もゼロになってしまいます。オシャレというのは、一部の人にのみ与えられた特権ではありません。本来、誰であっても自分なりのオシャレを楽しむことができるのです。
とはいえ、失敗はしない、もしくは少ないに越したことはありませんよね。ということで、ここではファッション初心者の男性が陥ってしまいがちな、代表的な失敗例についてご紹介していきます。コーディネートを組む際には、これらの点に注意してあげるだけで、各段にオシャレの水準が増すはずです。是非参考にしてみてください。
1-1. サイズが合ってない
着こなしをオシャレに見せる上で、サイズ感は非常に大切です。たとえ同じ服であっても、サイズが合っているか否かで、大きく印象が変わってきます。
特に、ファッション初心者は大きめのサイズを選んでしまいがちな傾向が強いです。確かに、オーバーサイズ、ビッグシルエットの服装がトレンドになって久しいですが、「サイズが大きい=オシャレ」というわけではありません。オーバーサイズがオシャレに見えるのは、ジャストの着こなしの中に一部オーバーサイズを取り入れたり、全体のシルエットをしっかり整えたりというテクニックの賜物です。ファッション初心者が安易に手を出すと失敗してしまいやすいので、注意しましょう。
1-2. 色合わせがチグハグ
続いて気を付けてほしいのは、洋服の色のバランスです。せっかくオシャレだと思って買った洋服も、実際に着てみるとなんだかしっくり来ないことがありますよね。サイズ感に問題が無い場合、その原因は他のアイテムとの色合わせにあることが多いです。
男性はどうしても、アイテム単体でオシャレかどうかを判断してしまいがちです。しかし、ファッションにおいて大切なのは全体のバランスです。単体でどんなに格好良いアイテムであっても、色合わせがチグハグになってしまっては、宝の持ち腐れになってしまいます。
洋服を選ぶ際には、鏡越しに合わせるなどして、全体のバランスを見るようにしましょう。また、日々手持ちの洋服を選ぶ場合にも、やはり鏡で全体像を客観的にチェックすることが重要です。もし自宅に全身を映せる鏡が無い場合には、是非この機会に用意することをオススメします。
1-3. 一点豪華主義
先ほども少しお話しましたが、男性はアイテム単体でオシャレかどうかを判断してしまうことが多いです。その結果、「これを着ければオシャレだ!」などと1つのアイテムに拘りを凝縮させてしまう、いわゆる「一点豪華主義」に陥ってしまうことが多く見られます。特に多いのが、腕時計や靴などの小物にばかり拘ってしまうケースです。
しかし、やはりファッションにおいて大切なのは全体のバランスです。1つのアイテムがどんなに格好良くオシャレであったところで、全体がそれに見合っていなければ元も子もありません。人からオシャレと言われるファッションをするためには、1つのものにだけ拘るのではなく、全体のコーディネートを意識することが大切です。
2. ファッション初心者におすすめ、オシャレに見せるメンズコーデ術
ここからは、ファッション初心者の方にオススメしたいコーディネートのポイントについてご紹介していきたいと思います。より多くの人にオシャレだと思わせるために重要なのは、「清潔感、シルエット、色のバランス」の3点です。これらに注意して洋服を選ぶことで、誰でも手軽にオシャレな印象を演出することができますよ。それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
2-1. 清潔感・キレイめな印象を大切に
「オシャレに正解はない」とよく言われます。確かに、服装の好みは人それぞれですし、1人ひとり何をオシャレと捉えるかは違っているかもしれません。しかし、より多くの人がオシャレだと思う、最大公約数的な正解が存在します。それが「清潔感」です。
清潔感=身だしなみを整えること
清潔感というと、汚れなどが付いていない状態だと思っている人がいますが、それは単なる「清潔」であって、清潔感以前の問題となります。清潔感というのは、簡単に言ってしまえば身だしなみを整えることです。髪の長さはロン毛より短髪、髭はあるより無い、あったとしてもしっかり整えている等、1つひとつの身だしなみを整えることが清潔感に繋がります。
清潔感の演出には、キレイめなアイテムが◎
洋服のチョイスで言えば、ジャケットやシャツなどのキレイめなアイテムを積極的に取り入れることで、清潔感を演出することができます。また、清潔感を保つ上では洋服の「皺」にも注意が必要。仕事用のワイシャツのような完璧なアイロンがけまでは不要ですが、過度に皺が目立つような服は避けるようにしましょう。
2-2. シルエットを意識しよう
服装がオシャレかどうかを決定づけるのは、全体のバランスです。そのため、上に着る服(トップス)と下に履くズボン(ボトムス)、これらの組み合わせによって生まれるシルエットにはしっかり気を配る必要があります。一般的にオシャレだと言われるシルエットには「Aライン」、「Iライン」、「Yライン」の3種類が存在します。それぞれ具体的に確認していきましょう。
Aライン
Aラインというのは、その名の通りアルファベットのAを模した形のシルエットのことです。Aという文字は、上から下に向けて広がった末広がりの形をしています。これと同じように、上半身に来るトップスのアイテムは細身に、下半身のボトムスは太いものを選ぶことで、Aラインのシルエットが完成します。
シルエットをAラインにすることで、相手に男らしい印象を与えることができます。しかし、ボトムスを太くすることで、ダボダボしてだらしない印象になってしまわないように注意が必要です。裾が必要以上に余らないよう裾上げをするか、数回ロールアップするかしてスッキリ見せるように工夫しましょう。
Iライン
続いてはIライン。Iというアルファベットは、上から下に一直線の棒状の形をしています。これと同じように、上半身と下半身をともに細身のアイテムで揃えたシルエットのことをIラインと呼んでいます。スッキリしたサイズ感であることから、清潔感のある印象を相手に与えることができます。
Iラインを構築する上でのポイントは、上下ともにジャスト~ややタイトめな服を選ぶということ。特に下半身は細身にまとめるとスッキリするので、後で紹介する黒のスキニーパンツなどが打ってつけのアイテムです。
Yライン
最後はYライン。Yというアルファベットは、上が大きく横に広がり、下は真っすぐな一本線で、見ようによってはAをひっくり返したようにも見えます。このように、上半身にボリュームがあり、下半身は対照的に細くまとめたシルエットのことをYラインと呼んでいます。上下にコントラストが生まれるため、体型カバー効果も期待できるシルエットです。
Yラインを作る際に注意したいのは、上半身のサイズ感です。上にボリュームを持ってこようとするあまり、過度にオーバーサイズなものを選んでしまう人がいますが、これではだらしない印象になってしまい、清潔感が失われてしまいます。あくまで上半身にボリュームがあれば良いので、羽織ものなどでボリューム感を演出してあげるのがオススメ。冬場などはコートを着ることで自然とYラインを演出することができますよ。
2-3. 色合わせは無彩色(モノトーン)を中心に
コーディネートをオシャレに見せる上で、色の印象も大切です。赤や青などのビビッドな色合いを取り入れることができればもちろんオシャレですが、そのような色合いはバランスを保つのが難しく、初心者が手を出すと失敗しやすいです。そのため、慣れないうちは黒や白などの落ち着いた無彩色(モノトーン)を中心にコーディネートするようにしましょう。とはいえ、完全な白黒だけである必要はありません。中間色であるグレーやブラウン、落ち着いたネイビーなども取り入れやすい色合いなので、このあたりを中心にコーディネートしていきましょう。
上は明るく、下は暗く
私たちの住む地球には重力があるため、重いものは下に、軽いものは上にある方が自然に映る傾向にあります。色自体に重さがあるわけではありませんが、私たちの目には、暗い色合いのものは重く、明るい色合いのものは軽く感じられるようになっています。
このような視覚の法則を利用して、上半身に来るアイテムには明るい色、下半身に来るアイテムには暗い色を取り入れることで、自然とスタイル良く見せる効果が得られます。この法則を逆手に取り、あえて色合いを逆転させる方法もありますが、これはある程度慣れた人が取り入れるべきテクニックです。初心者のうちは「上は明るく、下は暗く」というのをしっかり意識するようにしましょう。
色の数は3色まで
ある程度コーディネートに慣れてくると、コーディネートに取り入れる色の数を増やしたくなってきますよね。しかし、いくつものカラーを合わせると全体の印象が崩れてしまいやすいので注意が必要です。オススメは、色の種類を3色以内に収めること。上半身と下半身で色を変えることを考えると、それプラス1色くらいがちょうど良いバランスです。ちなみに、白は色として数える必要がないので、白を含めた場合には4色まで取り入れて大丈夫です。
柄物は避ける
同じアイテムでも、無地のものと柄が入ったものを比べると、柄の方がオシャレに見えることが多いですよね。しかし、それはアイテム単体で見た場合の話です。再三繰り返すようですが、オシャレかどうかを決めるのは全体のバランスです。柄が入ったものは主張が激しいのもあり、他のアイテムと組み合わせるのが無地のものより難しくなります。難しい分だけ、上手く組み合わせれば他にはないオシャレを演出できますが、初心者にはハードルが高いのも事実です。初心者のうちは柄物をなるべく避け、無地のものでコーディネートを組むようにした方が良いでしょう。
3. ファッション初心者が揃えるべき、おすすめファッションアイテム
以上ご紹介してきたように、オシャレな着こなしをする上では、全体のバランスが重要であり、そのためにはたくさんのアイテムを持っている必要はありません。いくつかの基本アイテムを持っていれば、それらを組み合わせることで様々なコーディネートを楽しむことができるようになります。ということで、ここからはファッション初心者が是非揃えておくべき鉄板アイテムについてご紹介していきます。
3-1. 黒のテーパードパンツ
黒のテーパードパンツは、必ず1つ持っておきたい鉄板アイテムです。テーパードパンツとは、裾の部分が細くなっているパンツのこと。下半身を細くスタイリッシュに見せ、IラインとYラインのシルエットを形作ることができるので、いろいろなコーディネートで重宝すること間違いなしです。色が黒であることからも、上にどんな色を持ってきてもバランスが取れますし、収縮色であることから美脚効果も得られます。テーパードパンツを買うなら、色は迷わず黒をチョイスしましょう。
3-2. 白のボタンシャツ
白のボタンシャツも、是非押さえておきたい基本アイテム。Tシャツの上に1枚羽織るだけでも様になりますし、上にジャケットやコートを着てインナーとしても使える優れものです。シャツはキレイめアイテムの代表格でもあるので、清潔感を演出するのにも役立ちます。色はやはり白が間違いないところ。きれいな白を保つためにも、1枚と言わず複数枚所持しておくようにしましょう。
3-3. 紺のジャケット
私服でジャケットを着用するなら、紺色のものを選びましょう。紺のジャケットはTPO問わず着用することができますし、幅広いコーディネートに馴染みやすい万能アイテムです。注意点は、光沢感の無い素材感をチョイスすること。光沢のあるものは、スーツのような印象になってしまい、私服に合わせるとちぐはぐな印象になってしまう危険があります。光沢さえ強くなければ、素材はコットンでもウールでもOKです。
3-4. シンプルなローテクスニーカー
カジュアルな恰好に革靴、キレイめな恰好にハイテクスニーカー、どちらもオシャレな人なら上手くまとめられますが、初心者には少し難しいですよね。その点、シンプルなローテクスニーカーであれば、カジュアルからキレイめまで、幅広いコーディネートにしっくり馴染みます。ちなみにローテクというのは、昔ながらの製法で作られているということ。ソールの素材がゴム製で、アッパー素材がコットンやレザーのものを選んであげれば間違いありません。色は無彩色(モノトーン)がオススメ。迷ったら黒をチョイスしておけば幅広く使えますよ。
4. お手本にしたいオシャレなメンズコーディネート例
それでは最後に、ここまで確認してきたポイントを踏まえた上で、是非真似したいオシャレスナップをご紹介していきます。
4-1. 白シャツの軽やかさが活きるAラインコーデ
白シャツにデニムというシンプルな組み合わせですが、上下のバランスを整えることで充分オシャレに見せることができます。こちらの着こなしではサンダルを合わせていますが、初心者にはやや難しいテクニック。黒のローテクスニーカーなどを合わせてあげれば、しっかりオシャレなバランスに仕上がります。
4-2. ボリュームのあるダッフルコートを主役にしたYラインコーデ
丈が長くボリュームのあるダッフルコートは、Yラインのシルエットを演出するには打ってつけ。トップスを明るい色にしていることで、秋冬でも暗くなりすぎないバランスに仕上がっています。パンツの裾も、だらしない印象にならないよう、しっかり計算されています。
4-3. 真夏のTシャツスタイルも、テーパードパンツでキレイめに
気温の高い夏場は、Tシャツにサンダルというスタイルが楽で良いですよね。そのままではラフになりすぎるところ、ボトムスを黒のテーパードパンツにするだけで、グッとキレイめな印象に格上げできちゃいます。レザーのクラッチバッグでキレイめポイントを加算している点も流石のテクニックです。
4-4. ネイビーのジャケットとパンツでセットアップコーデ
万能アイテムである紺ジャケットですが、同色のパンツとセットアップで着用すれば、お手軽キレイめコーデの完成です。こんなときは、インナーは明るい白シャツで合わせてあげるのがお約束。基本アイテムの魅力を最大限に活かした、是非真似したい鉄板コーデです。
5. 自分一人でコーデを組むのが不安な人は、ベストスタイルミーを利用しよう
いかがでしたか。
今回は、ファッション初心者の人でも真似しやすい、人からオシャレと言われるコーデ術についてご紹介していきました。これらを参考に着こなしを考えていけば、今までよりずっとオシャレが楽しめるようになること間違いありません。しかし、「やっぱり自分でコーディネートするのは不安・・・」。そんな風に思って、自分1人ではなかなか思うようにファッションが楽しめない人もいるかもしれません。そんな人は、ベストスタイルミーを利用して、プロのスタイリストにコーディネートを組んでもらうのも1つの手です!
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